九州地区大会

第37回日本手術看護学会九州地区

謝 辞

 去る7月27日(土)、第37回日本手術看護学会九州地区大会を別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザにて開催し、九州各県より約600名の参加を頂き、無事に終えることが出来ました。ご参加いただきました皆様へ心より御礼申し上げます。

 今大会の特別講演では大分大学医学部附属臨床医工学センター教授 穴井博文先生をお迎えして「異業種の融合が導く医療界のイノベーション」というテーマで講演をしていただきました。医療機器が作成されるまでの過程や、そこに医療者と企業が一緒に行なっていることなど新たなことを知る機会になったと思います。また、講演を通して職種が異なる医師と手術看護師が共通の目的である患者の安全を守るためにディスカッションしていくことの必要性や、手術看護師としての役割を考える機会になったのではないでしょうか。

 また、20題の演題を提出頂いた皆様、業務と並行して抄録集の作成及び発表の準備お疲れ様でした。今回から集録集ではなく抄録集へ変更いたしました。そのため、ご講評をいただいた、久留米大学医学部看護学科宮本いずみ先生には、例年の講評内容に追加して、抄録に記載するべきポイントや倫理審査の必要性等についてもお話をしていただきました。皆様の今後の看護研究に役立つ内容ばかりだったと思います。

 最後に、第37回日本手術看護学会九州地区大会を開催するにあたり、多くの皆様にご支援ご協力を頂きましたこと、心よりお礼申し上げます。来年度は福岡市博多区での開催です。また皆様にお会いできますことを楽しみにしております。

日本手術看護学会九州地区
第37回大会長 金子 美紀
(大分大学医学部附属病院)

優秀演題発表

『局所麻酔手術時の急変予知に向けたRSS導入による効果』
久留米大学病院 矢ヶ部 陽子 様
『腹臥位手術の手術終了から退室までの在室時間延長の要因の検討』
鹿児島大学病院 井上 智寿 様