九州地区大会

第36回日本手術看護学会九州地区

ご 挨 拶

 このたび、「第36回日本手術看護学会九州地区大会」を2018年9月29日(土)に、沖縄県宜野湾市にある沖縄コンベンションセンターで開催いたします。今回の大会は、青い海と青い空、ハイビスカスやブーゲンビリアなど亜熱帯の花々が咲き誇る、自然豊かな沖縄県で開催されます。沖縄県は桜が全国で一番早く咲くことで知られており、自然環境だけではなく、琉球王国の歴史のなかで育まれた音楽や舞踊、そして料理などが普段の生活のなかに脈々と息づいており、大会を通じて沖縄の歴史と文化を存分にご堪能いただけると思います。

 さて、第36回日本手術看護学会九州地区大会のテーマは、「発信しよう‼手術看護の魅力」としました。これまでの学会の成長・発展を礎に、より質の高い看護を深め、手術看護の魅力を広めていく契機とする大会となるよう期待を込めました。皆様におかれましては、日々、患者が安心して手術を受け入れるよう、周手術期看護の質向上を目標に取り組んでいると思います。質を担保しながらチーム医療を推進していくことが重要とされ、術前から患者の全体像を捉え、術中にコメディカルと協働しながら手術室看護師がチームの一員として、専門性を発揮することが重要とされています。日頃の取り組みを既にまとめていると思いますが、昨年度同様、演題につきましては発表原稿による演題の登録といたします。多数の演題が登録されることを祈念しております。今大会の特別講演は、「手術室看護師のメンタルを考える(仮)」をテーマとし、講師に臨床精神医学、産業精神医学分野でご活躍の、道下聡先生をお招きし、御講演を予定しております。

 遠方の地で、ご負担もかけるかとは思いますが、多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

日本手術看護学会九州地区
第36回大会長 島袋 博美
(琉球大学医学部附属病院)